AGA治療薬の違いと使い方を分かりやすく解説

- AGA治療薬ってたくさんあるけど何が違うの?
- 何が一番効くの?
AGA治療を始めようと思っても、治療薬の選択に困る人もいるのではないでしょうか。
ここでは、ザガーロ・プロペシア・ミノキシジルそれぞれのAGA治療薬の違いと、使い方について分かりやすく解説していきたいと思います。
AGA治療薬比較表
商品名 | デュタストロン | フィナクス | ミノクソール |
---|---|---|---|
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有効成分 | デュタステリド | フィナステリド | ミノキシジル |
Ⅰ型 | 〇 | × | 〇 |
Ⅱ型 | 〇 | 〇 | 〇 |
育毛 | 〇 | 〇 | × |
発毛 | × | × | 〇 |
副作用の表れやすさ | やや強い | 発現しにくい | 内服薬が強い |
1ヵ月あたりの相場 | 2,700円 | 1,280円 | 1,050円 |
オススメな人 | Ⅰ型のAGAの方 | 初めてAGA治療する方 | 外用薬がいい方 |
ザガーロ
ザガーロは飲むタイプの内服薬で、Ⅰ型とⅡ型両方に効果があります。
プロペシアと比較してもその効果は約3倍もあるとされています。
抜け毛を防ぐことで髪の毛を育てる育毛効果があり、AGAを食い止める、守りタイプの治療薬になります。
しかし、効果が強い半面で副作用の発現リスクも高くなります。
プロペシアの治療で効果がなかった方にオススメです。
価格は他の2つと比較すると少し高いですが、AGAの改善率は高いです。
プロペシア
プロペシアはAGA治療の第一選択薬ともされているお薬で、飲むタイプの内服薬です。
Ⅰ型のAGAにしか効果はありませんが、現在でもたくさんの人に使用されています。
プロペシアも抜け毛を防ぎ髪の毛を育てる育毛効果があり、守りタイプの治療薬となります。
副作用が起こりにくいですが、Ⅰ型のAGAの場合には効果がありません。
価格を見ても、3つの中で一番無難と言える薬です。
しかし、AGAへの効果は確かなものがあります。
ミノキシジル
ミノキシジルは今では市販薬もあるほど有名なAGA治療薬です。
飲むタイプの内服薬と塗るタイプの外用薬の2つの使い方ができます。
有名なもので言うと、リアップなどの塗るタイプがあります。
ミノキシジルは髪の毛が生えるように促す発毛効果があり、攻めタイプの治療薬になります。
部分的に薄毛をケアしたい人には外用薬がオススメです。
比較的に副作用は起こりにくいとされていますが、内服薬も外用薬も副作用があります。
価格を見てみると、他のAGA治療薬よりも若干安く購入できます。
AGA治療薬の使い方

それぞれの違いが分かって頂けたところで、AGA治療薬の使い方について説明していきたいと思います。
飲み方などの使い方ではなく、タイプ別にどのような場合で使ったらいいのかという活用の仕方についてのお話です。
薬を上手に使い分けることによって、薄毛を改善することができます。
ここでは、それぞれのお悩みごとにAGA治療薬を紹介していきます。
とにかく生やしたい
とにかく髪の毛を生やしたいという人には、ミノキシジルがオススメです。
ミノキシジルは発毛を促す効果があります。
また、部分的に薄毛になってしまった場合にも外用薬を使用することで局部だけに効果を集中させることができます。
攻めのAGA治療薬であるミノキシジルはその通りに髪の毛を生やす効果があります。
抜け毛を防ぎたい
抜け毛を防ぐには、ザガーロがオススメです。
ザガーロは抜け毛を予防する効果があります。
抜け毛の原因となるⅠ型とⅡ型の両方に作用し、高い薄毛防止効果が発揮されます。
これ以上髪の毛が抜けないようにしたい人、今ある髪の毛を育てたい人にはザガーロがオススメです。
また、ザガーロはAGA治療薬の中でも高い効果が示されています。
初めてのAGA治療
初めてAGA治療を行うという人はまず、プロペシアをオススメします。
プロペシアはAGA治療の第一選択薬としても処方されているお薬です。
ザガーロの方が効果があるとされていますが、プロペシアでも十分に効果があります。
しかし、プロペシアはⅡ型のAGAにしか作用しないので、Ⅰ型の場合には効果がありません。
副作用の発現リスクもあまり高くないことから、初めてAGA治療を行う人はプロペシアを使用するようにして下さい。
プロペシアも抜け毛を予防する効果となるので、育毛を促すことができます。
抜け毛のケアと発毛
最後に抜け毛も予防して、髪の毛を生やしたいという欲張りな人には、ザガーロとミノキシジル、プロペシアとミノキシジルの併用をオススメします。
というか、AGA治療をするのであれば、今の現状を守りつつも、髪の毛をフサフサにしたいと思うはずです。
ザガーロやプロペシアのような育毛が行える治療薬と、ミノキシジルのような発毛を促す治療薬を一緒に使うことで、抜け毛を防ぎ髪の毛を生やすことができます。
ザガーロとミノキシジル、プロペシアとミノキシジルの併用に関しては特に問題がないので、一緒に使うことで相乗効果があり更に治療の効果を高めることができます。
まとめ
AGA治療薬は大きく分けると3つほどあります。
それぞれに特徴があり、使用用途が異なります。
自分に合った治療薬を選ぶことが大事ですが、コストパフォーマンスなどで選らぶこともできます。
また、上手に使い分けて活用することで効率よく薄毛を改善することもできます。
管理人はセット商品などを利用して、育毛と発毛の効果を併用するのがオススメです。